ダッジ チャレンジャー 故障診断 GMC ユーコン 故障診断 オールインポート
2015年モデル 新車ご購入頂き 今も御愛乗り頂いてる
T様 ダッジ チャレンジャーR/T 5.7クラシック
突発的に故障が発生との事、
症状はトラクション警告灯やサイドブレーキランプが点灯したとの事。
お車ご入庫頂き、早速診断機にてくまなく診断。
他店で診断機をあててもらったみたいでその時の診断は右フロントABSセンサー
不正な部品の搭載 信号比較失敗との表示が出たとの事。
それらを鵜呑みにする訳にはいかないので、一から診断。
信号比較不可 右前車速センサ 左前車速センサ
パルス検出不能 左右輪車速センサ
不正な部品との診断結果、エラーコード検出。
あまり聞きなれない診断結果で、なんだ?となりましたが
センサーを外し単体点検
左右のABSセンサー
(ABSセンサといってもこの個所で車速の補正として検出 Dシャフト先端に取り付けられてる突起をセンサが回転パルスとして検出)
見た目は切れてる等の損傷も無く以上無し。
単体にて導通点検
センサには+.-が有、正通 逆通と合わせて点検
前回、別のチャレンジャーでもABS系の修理行いましたが
その際は単体点検にて導通無し、内部断線の判断がつき、良品と交換で直ったのですが
今回は少し特殊な故障 +.-両方導通があり、抵抗値は少し大きいが、電気は通っている物。
但し、+側-側に導通があるという事は内部短絡という事で断定がつきます。
正常品は+側4.0Ω付近正常値 -側は導通無しの、パルス電流はワンウェイで通ってます。
内部短絡した状態のセンサが車両に取り付けられると確かに、断線ではないので
不正な部品という診断機のメッセージ、信号交換の不規則な検出、理解出来ます。
ショート状態で本来流れるはずの無い電流が流れる事により、様々なエラーの発生
最悪はショート回路によるECU破損[弱電流でECUまで届かないと思うが]の可能性まで考えられる事柄です。
左右良品に交換し、何なく直り、良かったです。
ABS系トラクション系、その他警告灯はほっておかず、必ず診断、修理行って下さい。
R/Tクラシックの純正ホイール アメリカンレーシングにも同じデザインのホイールありましたね。
クラシックスタイル、最高にオシャンティでいいです。好きです。ブルメタのボディカラーもツボです。
続きまして、GMCユーコン
キーレスの不作動で急遽ご入庫、
キーレス電池交換後に作動しなくなったとの事。
この事柄自体は国産車にもある現象で複数回経験あります。
とはいえ、経験だけでの診断は危険、診断機をあて イモビ昨日からBCMのエラーが無いか
全て診断。幸い何もエラーは入っておらず、キーレスの電池の確認 サイズ、+-極性 確認。
いずれも問題無し。こうなるとボディ側キーレス電波レシーバーは正常なので
残る可能性はもう2つのみ。キーレス単体故障かBCM登録がリセットされているか?
順番的には再セットの作業から始め、結論的には登録完了。
稀にあります、ボタン電池交換にまつわるキーレス不作動。
慣れたプロに任せた方が事確実です。お任せ下さい。